仮設分電盤 点検
仮設分電盤 定期点検表|PDF (2023-04-25 ・ 129KB) |
仮設分電盤の点検は、安全性を確保するために非常に重要な作業です。
内容、及び頻度について定めた法律は特に無く、元請企業様や各現場毎に定めたルールで点検を実施しており、1ヵ月に1度行うという形が一般的です。
下記は点検内容の一例です。
1.外観の点検:分電盤の外観にキズや凹み、さび、変形などがないかを確認し各部品の取り付け具合や、ねじの緩みなどもチェックします。
2.配線の点検:配線の断線や破損、絶縁破損などがないかを確認します。
接続部分の締め付け具合やゆるみ、接触不良などもチェックします。
3.遮断器や保護装置の点検:遮断器や漏電遮断器、過電流保護器などの保護装置が正常に作動しているかを確認します。
また、トリップボタンやリセットボタンが正常に動作するかもチェックします。
4.接地の点検:分電盤の接地が適切に行われているかを確認します。
接地線が断線していないか、接地抵抗が正常であるかなどをチェックします。
5.周囲環境の点検:分電盤周囲の環境についても点検します。火災や水害などのリスクがある場合は、対策が適切に行われているかを確認します。
6.記録の作成:点検結果を記録し、点検日時や点検者名、点検結果の詳細などを記録します。
異常があった場合は、修理や改善策を講じる必要があります。