仮設分電盤 発熱監視
分電盤の運用で、整備不良または過大電流が原因の発熱などを早期発見、認知する方法には、点検の人員や回数を増やしたり、また機器自体を遠隔で常時監視するといった方法があります。
そしてどちらの方法も小規模の現場や、予算の規模が潤沢ではない現場で運用していくには難しい仕組みであると考えます。そこでなるべく予算をかけず、
低コストで運用する方法はないかと、お問合せ頂いた際にご提案させていただく部材をご案内させていただきます。
分電盤を組む際に通常、弊社では端子保護は、絶縁キャップを使用しています。
このキャップをサーモキャップという部材へ変更する方法です。
このキャップをサーモキャップという部材へ変更する方法です。
サーモキャップは、約75℃を目安に色が変化し、状態の異常を視覚で確認できるようになります。変化する色は、青や赤、黄色などから、乳白色、半透明へ変化します。
発熱という現象は、視覚的に判断するのは非常に困難です、ですが機器にこのキャップを組み込むとキャップの色が変化するので、簡単に発熱を視覚で確認出来るようになります。
サーモキャップの仕様は2種類あり用途に応じてお選びいただけます。
色(4種類):青・黄・赤・黒
サイズ(12種類):2,4,8,14,22,38,60,100,150,200,250,325
まとめ 使用箇所の発熱を目視できるサーモキャップ。 ・一般的な圧着端子用絶縁キャップの代わりにサーモキャップを使用するだけ。 ・測定器や触診などで点検していた電気接続部の発熱が一目確認可能。 ・発熱すると端子部が変色し、色が変化する(乳白色/半透明)。 ・仕様は2種類、発熱を記録する非可逆、メモリータイプ(STC)。 発熱検出時のみ変化する可逆タイプ(MTC)。 |
【用途】火災や重故障の防止、器具による点検の自動化補助に最適。
近年、技術の進歩のおかげで、負荷が必要とする電気容量は少しずつ小さくなっています。
特に、照明機器に目を当てると、顕著に表れており、数年前に作った仮設電灯分電盤と比べると使用する電線のサイズは1段階細く軽量になっています。
特に、照明機器に目を当てると、顕著に表れており、数年前に作った仮設電灯分電盤と比べると使用する電線のサイズは1段階細く軽量になっています。
一方、仮設動力盤はどうかと見てみるとコンパクトになりつつありますが、
まだまだ大きな容量を使用する負荷が多く、その分発熱による危険性が潜んでいます。
まだまだ大きな容量を使用する負荷が多く、その分発熱による危険性が潜んでいます。
忙しい現場だからこそ、パッと見てスグに認識できる盤もアリなのかと思い、
ご紹介させていただきました。
キャップだけのお求めも可能ですし、ご注文時にご相談いただければ、負荷の接続作業を円滑に進められるよう同梱いたします。
その際は、ご希望の色をご指定ください。
一例として、3極分のキャップを揃えた場合の料金体系は下の表のとおりになります。
①可逆タイプ | ②メモリータイプ | |
22sq(赤・青・黄/set) | ¥120/set | ¥1,080/set |
38sq(赤・青・黄/set) | ¥140/set | ¥1,230/set |
60sq(赤・青・黄/set) | ¥200/set | ¥1,530/set |
※発熱時に白色に変化するため、白色はございませんのでご注意ください。
※色の組み合わせや必要個数の変更によるオプション料金はご相談ください。
TEL 045-833-8221 (平日 09-17時)