仮設分電盤 よくある質問
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セフティー電気用品 仮設分電盤 FAQ
現場では事前に決められた内容及び頻度に基づいて設置済み仮設分電盤の点検を行い事故やトラブルの防止を行っています。
また点検内容、及び点検頻度について定めた法律は特にございません。
元請企業様や各現場毎に定めたルールで点検を実施しており、1ヵ月に1度という 頻度が一般的です。
下記は定期点検の一例です。
■漏電遮断器の動作に問題はないか?テストボタンを押して動作するか?
■ブレーカーの端子カバーは付いているか?
■端子台の配線にゆるみはないか?
■端子台の結線部にゴミなどの付着はないか?
■配線の新鮮にヒゲ、むき過ぎはないか?
■機器アースは付いているか?
■行先表示は付いているか?
■その他異常はないか?
異常や問題があった場合は取扱責任者に連絡。
ホームページに掲載している仮設分電盤は基本的に鉄製ボックスを使用しておりますので
重量はありますが、耐久性に優れております。
参考重量・・・セフティーボックス
ボックス素材は鉄製以外にもプラスチック製・FRP製もありますので、施工や移設を考慮して
軽量の仮設分電盤をご希望の場合はお申し付け下さい。
詳しくは・・・→仮設分電盤用のボックスにはどんな種類があるの?
IVとは、電気機器配線および盤内配線材料としても最も一般的なケーブルです。
非鉛PVCを使用し、RoHS指令(特定有害物質の使用を制限する指令)に対応しています。
耐用年数は約20年。色の選別として、黒・白・赤・緑・黄・青があります。
MLFC(WL1){600V燃焼性ポリフレックス電線}とは、耐熱性に優れ難燃性で
可とう性(電線が柔らかいため曲げて配線しやすい)及び
許容電流(規格上電線に流すことのできる最大電流)にも優れています。
燃焼時の煙の発生が非常に少なくなっています。
ポリオレフィン系の被覆材料を使っているためリサイクルが可能です。
耐熱温度が高く許容電流が大きくとれます。
近年では環境に対する意識が高く、分電盤の配線にもエコケーブルを使うよう求められるケースが増えてきています。
価格は一般的にIV<エコIV<MLFCの順となります。
■鉄製
メリット・・・・・耐久性が高く、塗装等のメンテナンスで繰り返し使用できる。
デメリット・・・・プラスチックやFRPと比較して重い。
■プラスティック製
メリット・・・・・鉄やFRPと比較して軽く現場での移設に便利。価格も安い。
デメリット・・・・耐久性が低く、破損しやすく修理が難しい。
■FRP製
メリット・・・・・プラスチックより耐久性が高く、鉄と比較して軽い。耐塩性も高い。
デメリット・・・・プラスチックや鉄と比較して価格が高く、破損した場合の修理が難しい。
仮設分電盤は屋外に設置される場合が多いので、屋根付き・水切り防水加工されたボックスを使用する場合が多い。
塗装色はJIS安全色彩使用通則の危険色を使用している場合が多い。
オレンジ塗装(2.5YR6/14)日東工D12-60X
但し、現場での仮設分電盤の識別を明確にするために、指定色に塗装しているゼネコンもあります。
■配線用遮断器・・・・・過電流から電線や配線器具を保護します。電気の使いすぎ(過負荷)や
ショート(短絡)により回路にか電流が流れると自動的に電気を遮断
する機器です。
【その他の呼び方】
ノーヒューズブレーカー(NFB:No-Fuse Breaker)
(MCB:Miniature Circuit Breaker)
(MCCB:Molded Case Circuit Breakers)
サーキットブレーカー、安全ブレーカー
■漏電遮断器・・・・・漏電事故から人や建物を保護します
配線用遮断器の機能に漏電(地絡)が発生した場合に自動的に電気を遮断
する機能を付加した機器です。価格も当然配線用遮断器より高額に
なります。
【その他の呼び方】
ELB、ELCB
■単相3線中性線欠相保護付遮断器
・・・・・単相3線式回路の中性線が欠相状態になった時にその回路の負荷状態が
電圧不平衡となり、負荷機器に過電圧が加わり焼損・絶縁劣化などの事故
を防ぎます。単相3線中性線欠相保護付遮断器には漏電遮断器型と
配線遮断器型があります。仮設電灯盤のメインブレーカーとして使用しま
す。
仮設分電盤 マメ知識 ブレーカーの構造は?
テンパール工業カタログ2011 B−267より
テンパール工業カタログ2011 B−268より